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食事療法

野菜を食べないと医療費が増える?!

野菜の摂取量と医療費は関係する

野菜はたくさん食べるといい。何度見聞きしたことでしょうか。

1日の目標野菜摂取量は350〜400gと言われています。

小鉢2品(約70g×2=140g)を毎食食べると達成される量です。

そんなに野菜ばっかり食べられないよ!と思うかもしれません。

しかし、野菜をしっかり摂らないと、病気の発症につながり、医療費が高くなる報告があります。

野菜は値段が高いと言われますが、将来の医療費に加えて健康を損なうリスクを天秤にかけたら1種類でも野菜を増やそうと思いませんか?

そう思ってもらえると幸いです。

今日はそんなお話です。

Lower Vegetable Variety and Worsening Diet Quality Over Time Are Associated With Higher 15-Year Health Care Claims and Costs Among Australian Women.
Jennifer N. Baldwin, Peta M. Forder, et al.
Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics, 2021, Volume 121, Issue 4, Page 655-668.

 

結論

食事の質は、将来の医療費に関係する

食事の質を向上させることで、心血管疾患のリスク、ならびに総死亡および心血管死亡率の低下が期待できる

週に1種類の野菜を増やすごとに18,000円の医療費削減ができるとともに健康な身体を維持できる

 

野菜摂取と病気のつながり

食事の質

 

 

 

 

 

そもそも良い食事というのは、、、

主食(150g=コンビニのおにぎり1個程度):ご飯やパン、麺類
主菜(1〜2品):肉や魚、大豆、卵など
副菜(1食2品以上):野菜や海藻、きのこ類など
+汁物(1日1回程度):みそ汁やスープ

これらがすべて揃った献立がバランスの良い食事と言えます。

ラーメンだけや牛丼だけ、カレーだけというのは良い食事とは残念ながら言えません。

 

食生活の悪さは世界的に病気発症の原因になっています。

世界保健機関(WHO)によると、心血管疾患による死亡の61%心筋梗塞などの虚血性心疾患の75%を占める主要な危険因子の1つとして野菜の摂取不足を挙げています。

ピカ
世界中の人たちにとってもバランスの良い食事をすることは簡単ではないんですね、、、

 

逆にバランスの良い食事(=食生活の質の高さ)は、全死亡率、がん死亡率、心血管疾患死亡率の低下と関連があると言われています。

つまり野菜を食べる食生活を身に付ければ、より健康に生きていくことができることが分かっています。

 

研究デザイン

対象:オーストラリア人女性45歳から50歳(n=13,714)

デザイン:縦断的コホート研究(それぞれの人を15年間継続して調査)

目的:①食事の質と15年間の医療費請求および費用の関係

②食事の質の変化と15年後の医療費請求と費用の関係

 

ピカ
食事の質は医療費に関係するのか? 食事の質を変化させれば医療費も変化するのか?ということを調査したんですね。  

 

食事の質

食事の質はオーストラリア推奨食品スコア(ARFS)という指標で評価しています。

ARFSは、オーストラリアの食生活ガイドラインで推奨されている食品との整合性が高いことを示す、食生活全体の質を表す指標です。

野菜摂取の項目では最大22点で評価し、野菜の種類ごとに1点(21種類の野菜)、1日4種類以上の野菜を摂取している場合は1点と点数化されています。

結果

①食事の質と15年間の医療費請求および費用の関係

食事の質が最も高い群は、最も低い群と比べて医療費の請求件数が少なかった。

野菜などの健康的な食事をしている人は、将来病院にかかる回数が少ない傾向にある。

過体重や肥満の群は、医療費の自己負担額が高かった。

肥満は重篤かつ複合的な疾患に発展しやすく、医療費が高くなる傾向がある。

 

②食事の質の変化と15年後の医療費請求と費用の関係

食事の質が向上すると医療費の支払額が減少する。

ARFSの野菜のポイントが1ポイント上がるごとに15年間で請求回数が3.3回請求額が227豪ドル(約18,000円)減少した。(野菜ポイントを1ポイント上げるには週に1種類の野菜を追加で摂取することに相当する。)

 

食生活の質が悪化した群は、食生活の質が安定していた群と比較して請求件数が多く費用も高額であった。

食事の質の経時的な向上は、心血管疾患のリスク、ならびに総死亡および心血管死亡率の低下と関連していた。

 

簡単に野菜の種類を増やすには

野菜を1種類でも増やすことで、医療費の削減や健康な身体を維持できることは理解できたと思います。

しかし、忙しい毎日で野菜を増やすのは難しいですよね、、、

そこで、私が実際に実践している野菜の摂り方をご紹介します。

みそ汁の具を増やす

みそ汁

 

 

 

 

 

私は休日を利用して、1週間分のみそ汁を鍋いっぱいに作っています。

そのみそ汁にきのこやキャベツ、にんじん、タマネギなど、あらゆる野菜を入れて、毎日1食ずつ食べています。

毎日1食しか食べない理由は、食べ過ぎによる高血圧を防ぐためです。

みそ汁も具だくさんにすれば立派なおかずになりますし、何を入れてもある程度味は担保されているのでオススメです。

トマト丸かじり

トマト

 

 

 

 

 

ミニトマトではなく中くらいのトマト(スーパーで5個くらい入っているもの)を買って来ます。

それを毎日1個ずつ台所で食べます。

少しお行儀が悪いですが、他のおかずをレンジで温めている間に食べられるのでオススメです。(時間がある時はちゃんと切ってサラダに盛りつけてます。)

ブロッコリー

ブロッコリー

 

 

 

 

 

これもほぼ毎週食べています。

ブロッコリーを1分間茹でるだけ。

あとはマヨネーズを付けて食べてます。

食材を切る時間などを入れても5分もあれば完成するのでオススメです。

 

まとめ

食事の質は将来の健康に関わります。

少しでも健康な期間を増やすためには食生活の改善が必要です。

野菜を少し増やすだけで良いのなら、実践する価値はあると思います。

ぜひいつもより1つ多く野菜を手に取って見てくださいね。

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