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理学療法.

理学療法士を目指すなら専門学校か大学か【実体験】

理学療法士になりたいと思っています。
専門学校に進学すればいいのか、大学の方がいいのか分かりません!

 

このような悩みを解決します。

本記事の内容

専門学校・大学のメリット・デメリットを表で分かりやすく公開

1項目ずつ詳しく解説

 

【この記事を書いた人】

私大の理学療法学科を受験し不合格・・・

仕方なく市内の理学療法学科のある専門学校(3年制)に入学

専門学校のメリットを活かして理学療法士になる。

現在は病床数800床以上の大規模急性期病院に勤務し、毎年1〜2回の学会発表、2年に1回程度で論文執筆をしている。

 

今回は、専門学校と大学それぞれのメリット・デメリットについて、現役理学療法士が解説します。

 

この記事を読めば、自分がどちらに適しているか、進学先決定の後押しになります。

 

専門学校と大学のメリット・デメリットを公開

 

専門学校大学
受験難易度
学費の安さ
授業の充実度
先生との距離感の近さ
国家試験合格率
学位
就職の有利さ
給料

△・○・◎で優劣を表現しました。

専門学校は私、ピカが在学していたので実体験を元に評価しました。

大学は、私大を受験しましたので、大学のパンフレットなどで調べた結果となっています。

 

項目ごとに解説

 

それぞれの項目ごとに専門学校と大学のメリット・デメリットを解説します。

一般的に専門学校は3年制、大学は4年制と考えた場合の内容となっています。

 

受験難易度

 

 

 

 

 

現在、少子高齢化で理学療法学科に限らず、大学や専門学校の定員割れが生じている状態です。

もちろん、一部の人気大学や専門学校の倍率は変わらず高い状況ですが、理学療法学科に入ることだけを考えれば、大学も専門学校も高い難易度ではないと思います。

強いて言うなら、専門学校の方が養成校数が多いので比較的入学しやすいと思います。

しかし、受験の難易度だけで進学先を決定することは、あまりオススメしません。

 

人気養成校を選ばなければそれほど難易度は変わらない

 

学費の安さ

  • 専門学校は3年間で平均350万円〜500万円
  • 私立大学は4年間で平均550万円〜800万円

学費の安さは、在学期間の関係もあり専門学校の方が安い傾向にあります。

また、養成校によっては、特待生制度といって、成績優秀者(上位3名程度)には次回の定期テストまでの授業料を半額や1/4減額する制度があるので、狙ってみるのも良いかもしれません。

同じ国家資格を取得する目的なら、専門学校の方が良いかもしれないですね♪

 

 

学費の安さでは専門学校が有利

 

授業の充実度

専門学校

専門学校の教員は、臨床を経験してきた理学療法士が勤める場合が多いです。

教員の人数は少なめで、ピカの養成校では6人で勤務していました。

また、専門学校の最終目標は、国家試験に合格することを目的としているため、基礎科目といわれる医学英語やリハビリテーション概論などの時間は少なめです。(国家試験には直接出題されないため)

授業内容は臨床的な視点で、実践的な内容の授業を受けることができます。

専門学校は、国家試験に合格することを目標に、3年間のカリキュラムが組まれているのね。

 

大学

大学は、理学療法学科だけしかないことは珍しく、看護学科や福祉科など様々な先生に出会えるメリットがあります。

多くのその道に精通した教授に出会うことで、広い視点を養うことができます。

大学は国家試験に合格することだけでなく、理学療法学という学問を学ぶことを目標としています。

そのため、一般教養やひとつの事柄についてまとめたレポート作成など、幅広く、そして深く理学療法を学ぶことができます。

大学は国家試験合格だけでなく、理学療法学という学問を学ぶ場所なんだ。

 

国家試験合格を目的とするなら専門学校
理学療法について幅広く深く学ぶなら大学

 

先生との距離の近さ

 

 

 

 

 

先生との距離の近さは、気軽に疑問点を質問できるかや就職先などの相談がしやすいかという点で重要な項目です。

専門学校

専門学校の先生は、5人〜多くても10人程度で勤務しており、複数の科目を担当するため、接する機会が多く、学生との距離感も近く感じます。

学生の恋愛事情を先生同士で共有している程です・・・

養成校によるかもしれませんが、大学ほど施設は大きくないため、廊下を歩いていれば先生に会うことは日常茶飯事です。

 

大学

大学の先生や教授の人数は多いため、名前も知らない先生がいることも多々あります。

しかし、それぞれの教授のゼミ(特定の分野について少人数で学べる授業)があるので、所属したゼミの教授とは接する機会が多いでしょう。

教授の先生は、研究を行っていることも多いので、その研究の被験者になったりできるので、研究方法なども学生のうちから学ぶ機会を持つことができます。

 

まんべんなく先生と接することができるのは専門学校

特定の分野の先生と接することができるのは大学

 

国家試験合格率

 

 

 

 

 

国家試験の合格率は、毎年平均80〜90%台で推移しています。

専門学校と大学の合格率の差は特にないと思われます。

しかし、養成校ごとの合格率には差があるため、希望する専門学校や大学の合格率をチェックしておくことは重要です。

全国平均よりも合格率が下回っている養成校は、カリキュラムが悪い、先生の授業が悪い、生徒の質が悪いのいずれかの場合が多いので気をつけましょう。

 

国家資格がないと働けないから、やっぱり合格率は重要ね♪

専門学校と大学では合格率に差はない

養成校ごとの差はあるので要チェック

 

学位

 

 

 

 

 

 

学位とは、卒業時に与えられる称号のようなものです。

この項目は、専門学校か大学かで、差が大きい項目です。

専門学校

3年制の専門学校を卒業すると、「専門士」という学位を取得できます。

一般的に、臨床で理学療法士として勤務するだけであれば、「専門士」でも不自由はありません。

しかし、大学の教員になりたい、大学院に行って研究を学びたいなどの思いがある場合は、やや不利に働く可能性があります。

その理由は、教員や研究はどうしても学歴を重視する傾向にあるためです。

「専門士」だからといって学歴がないということにはなりませんが、やはり根強く名残が残っていることがあります。

私は、臨床でたくさんの患者さんに対して治療をしたいから「専門士」でも問題ないかな♪

 

大学

4年制の大学を卒業すると、「学士」という学位を取得できます。

「学士」は、大学卒業を示すものであり、大学院への入学も大学院入試に合格すれば可能です。

「学士」を取得しておいた方が、臨床での理学療法士だけでなく、教員や研究職などの幅は拡がる可能性があります。

現実に、数年間臨床を経験して、大学院に入学する方や、臨床をしながら夜間に大学院の授業を受けに行く理学療法士もいます。

教員や研究にも興味があるから、大学の方が将来のために良い選択かもしれないな。

※4年制の専門学校を卒業すると、「高度専門士」という学位を取得でき、大学卒業同等の証明となります。

 

臨床のみであれば専門学校と大学でも大差はない

教員や大学院への入学を希望する場合は大学の方が有利

 

就職の有利さ

就職の有利さでは、どちらが優遇されるということは現状ではありません。

基本的には、一般病院や介護施設、リハビリテーション科があるクリニックなどの施設が多いです。

就職試験では、一般教養や小論文、面接などで評価されるため、学歴よりも人柄や能力、医療職としての振る舞いを重視する傾向にあります。

 

しかし、伝統がある養成校と、新設の養成校では、学校に届く求人数の違いはある可能性がありますので、「求人数」というのもチェックしておくと良いと思います。

 

どちらが優遇されるということはない

就職面接では、人柄や能力、医療職としての振る舞いなど適性を主に評価される

 

給料

給料は、専門学校でも大学でも変わらないという施設もありますが、新卒の場合、多くは大学の方が数千円程度多い傾向にあります。

給料ってすごく大事じゃない?
専門学校の方が大学卒よりも1年間長く働けるから有利?
結局どっちが有利なの?!

 

簡単にシュミレーションをしてみました。

基本給のみで計算し、ボーナスや残業代等は含まず、昇給率は同じとしました。

・専門学校卒:基本給188,000円

・大学卒  :基本給194,000円

差額:6,000円とした場合

専門学校卒の1年目の年収は、2,256,000円

2,256,000円?!
まだ大学4年生の時に、専門卒の方はこんなに稼ぐのか。
大学卒の基本給だったら、どのくらいで追いつけるのかな?

・2年目の専門学校卒:年収2,316,000円(5,000円の昇給)
・1年目の大学卒  :年収2,328,000円
差額:12,000円

12,000円の差額のまま、専門学校卒の1年目年収2,256,000円を上回るには何年必要なんだ?

2,256,000円 ÷ 12,000円 = 18.7年

 

18.7年で大学卒に追いつかれちゃうのね。
でも、ボーナスや残業代の計算にも基本給が関わるから実際はもっと早く追いつかれそうね。

 

 

ボーナスなどを考慮すると10年程度で大学卒が専門学校卒の生涯年収を上回る

 

 

まとめ:理学療法士になるには専門学校か大学か

専門学校の最大の利点は、学費の安さにあると思います。

大学の最大の利点は、授業の充実度や「学士」を取得して大学院に行く選択肢を得られることにあると思います。

個々人のよって、どこに重きを置くか異なると思いますので、今回の記事が参考になれば幸いです。

今回は以上です。

この記事が、あなたにとって有益なものになることを願っています♪

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