私は理学療法士として勤務して9年目です。
ライフイベントの都合で、9年間勤めた病院を退職し、県外の病院へ転職しました。
中途採用で、なるべく早く来てほしいということで、4月入職ではなく、1月から入職しました。
今回は、中堅理学療法士が転職後1ヶ月で思うこと、感じたことなどを共有できればと思います。

20代後半から30代にかけて、ずっとこの職場にいて良いのかなぁと考える方も多いと思います。
ぜひ、私の経験を参考にしていただけたら幸いです♪
転職関連の記事は他にもあるので参考にしてください♪

人間関係は小規模から深まっていく
転職すると当たり前ですが、職場の同期や先輩、後輩、周りの人すべてが変わります。
私も転職が決定してからは、人間関係はうまくやっていけるか、漠然とした不安がありました。
転職で不安なランキングを検索すると、やっぱり人間関係を不安に感じる人は大多数のようです。

私の転職した病院は、PTが50名程度の大規模な病院です。
疾患別にチーム分けがされており、基本的にはチームで日々の業務が進んでいきます。
PTだけでも50名いるので、顔と名前が一致しないし、この人がPTなのかOTなのかSTなのかも分からない状況でした。
1ヶ月経過して、まだまだ顔と名前が一致しない人も多いですが、所属しているチーム内のスタッフとは十分にコミュニケーションがとれるようになってきました。
年代も20代〜40代と幅広いですが、子育ての話をしたり、ゲームの話をしたり、他愛もない会話もできるような関係になってきました。
まだまだ、人間関係を築いている途中ですが、数名でも気軽に話ができる人がいるというのは、とても心強いなぁと感じています。
まずはチーム内の小規模から、少しずつ人間関係を深めていこうと考えています。
質問しないと教えてくれないこともある

中途採用は新人の採用とは全く異なります。
新人は社会人として、医療人として育てていく必要がありますし、指導者側もそのことを心得ています。
しかし、中途採用となれば、即戦力として期待されることが多いので、指導というより業務内容の伝達と言った方が合っているかもしれません。
病院によって、感染管理についてやカルテの書き方など指導する内容が、ファイルに保存されていることもありますが、忙しい中の合間を縫って教えてくれるのでどうしても教え忘れもあります。
カルテの書き方や退院時の処理、転院時の処理など、病院によってルールは様々なのでしっかりとメモをとって整理する必要があります。

私も何回先輩に質問したか分からないくらいしています・・・
でも、質問せずに後でミスが発覚するよりは良いと思うのでしっかり理解するまで質問した方がいいです!
あと重要なことは、教えるのが上手な人(丁寧に教えてくれる)と、そうでない人を見極めることも重要だと思いました。
その時の状況にもよりますが、説明が上手な人は上手だし丁寧です。
中には説明が速いとか、説明が苦手で最後は自己解釈して終わりみたいな人もいるので、何人かに質問する中で見極めていくことも、仕事を円滑に進めるのには重要かなぁと思います。
自分にとって羅針盤になり得る人を見つける

職場には色々な人がいます。
主任のようなチームをまとめる人、臨床が第一主義の人、臨床研究を積極的にしている人、部内の雰囲気を和ませてくれる人、特にやる気がない人などなど。
施設によってそれぞれの割合は異なると思いますが、ある程度タイプに分けられると思います。
転職は、しっかりリサーチして、「この病院・施設・クリニックに転職したい!」と決めて転職します。
転職したい!と思った理由が、しっかり達成されているか、または達成される見込みがあるか1ヶ月を機会に吟味することが重要です。
その中で、自分と同じことを考えている人がいるのかを見つけておくと良いと思います。
私は、臨床研究に興味があるので、患者データから新しいことを発見することが好きです。
幸い、同じチーム内にも2人程、そのような考えの人がいたので、まずはその人を羅針盤についていきたいと思っています。
将来なりたい自分はどんな自分なのか、周りの人を見て考えても良いと思います♪
1ヶ月でも十分馴染める
転職して1ヶ月経過しましたが、私が思っていたよりも職場に馴染めるというのが感想です。
転職先が少人数の場所であればもっと早く馴染めると思います。
転職して不安ばかりでしたが、人間関係も仕事内容もその他書類業務も、1ヶ月あれば慣れてくることが今回わかりました。
転職するか悩んでいるあなたに何か役に立つことが共有出来ていたら幸いです。